説明
「日本ハワイアン界の眠れる巨人」長尾勝久の初リーダーアルバム、登場！
若い頃にその魅力にとりつかれて以来、ハワイのミュージシャンと同じ様にサムタイムプロフェッショナルとして活動し、山内雄喜率いるパイナップル・シュガー・ハワイアン・バンドのボーカル・ウクレレ担当としても知られハワイアンを探求してきた長尾勝久がついに目覚めた。
日本のスチール・ギター／スラックキー・ギターの第一人者の山内雄喜さん、元久保田麻琴と夕焼け楽団の藤田洋介さん、そしてクレジーケンバンドの録音にも参加し、初のハワイアン録音とは思えない的確なバイオリンを奏でてくれた笹部裕子さんといった名人達が集結して出来たハワイアン・アルバムだ。1970年代に青春を過ごしたロック世代にはなじみの薄いハワイアンだが、是非その魔法に触れていただきたい。
レコーディング＆MIx担当 吾妻光良
初ソロ・アルバムにして遺作アルバム？
本アルバムの主人公である長尾さんとは、かれこれ半世紀近くのお付き合いになるだろうか。
昨年、自身のアルバムを作りたいので協力して欲しい、との連絡が突然あった。勿論大賛成、ふたつ返事でOKした。選曲は長い音楽歴で培ってきた曲ばかり。レコーディングもスタジオではなく民家のリビングでの同時録音で、というあたりも長尾さんのこだわりであり、ロマンであろう。
長尾さんは1944年生まれなので、この時は77歳。セルフ・プロデュースによる初ソロ・アルバムにして、はや遺作アルバムというのもスゴイ!! いや、いや、遺作アルバムvol.2があるかも??
スチール・ギター／スラック・キー・ギター担当
山内 雄喜（ライナーノーツより）
◉収録曲
1. Hi‘ilawe 2022
2. Queen’s Jubilee
3. Island Of Dreams
4. Ka Ua Loku
5. Sleep Walk
6. Ke Aloha O Ka Haku （Queen’s Prayer）
7. Noho Paipai
8. Pua Tubarose
9. Nani
10. Pu‘uanahulu
11. The Night You Said Aloha To Me
12. Kaula ‘Ili （Pu‘u O Hulu）
13. Portuguese Folk Song
14. Steel Guitar Boogie
15. Aloha ‘Oe
16. Echoes Of The South Pacific
◉参加ミュージッシャン
山内 雄喜 スチール・ギター／スラック・キー・ギター
藤田洋介 アコースティック・ギター／エレクトリック・ギター
笹部裕子 バイオリン
吾妻光良 ガット・ギター
JoJo 澤渡 アコースティック・ギター／カホン
他
◉長尾勝久プロフィール
1944年生まれ。高校時代にUkuleleを始め、大学ではハワイアンサークルに入部、それ以来ハワイ音楽一筋のUkuleleプレーヤーとして活動する。1973年に学生時代の仲間とレコードを作成、その時ハワイ音楽に精通し、NHKなどで番組を持っていたハワイアン音楽評論家の故早津敏彦氏に出会った。氏の紹介でスチール・ギター、スラック・キー・ギターの第一人者、山内雄喜氏に出会いThe Pineapple Sugar Hawaiian Bandに加入、それ以来、山内雄喜氏と演奏活動を続ける。好きなウクレレ奏者はMoe Keale、そしてもちろんハワイ音楽の巨人Gabby Pahinuiは師と仰ぐ。現在はウクレレ教室などを手がけるかたわら、Gabbyのレパートリーを中心に埋もれた名曲の研究発表をライフワークの一つとしている。
参加アルバム：
● The Pineapple Sugar Hawaiian Band Vol.1（アナログ・CD）
● アイランド・フォーク・ベスト14（アナログ・CD）
● P. S.（CD）
● J-Pop Hawaiian（CD）
