レ・ゼスポワール・ドゥコロンティー
ティンキーニイ

¥1,100 (税込)

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商品コード: AFPCD-31324 カテゴリー:

説明

ギネアの首都コナクリのゲットーから登場した、
“希望”という名の若者たちのバンド。
自由なメッセージとアクースティックな音楽。
ヒップ・ホップでもラップでもない、

ポジティヴなネオ・トラッド。こんな奴らを待っていた!

コロンティーはギネアの首都コナクリの中心に位置する地区であり,最も貧しい地区のひとつでもある。2万人を越す住人たちは模範的な尊厳さを保ちながら,その悲惨な状態が過ぎ去ることを待ち望んでいる。大多数の若者たちは通りで時間をつぶし,昼は通りをフットボール場に変え,夜はそれをダンシングピストに変えてしまう。フットボールと音楽,それがドルとユーロの大陸に目を奪われた若者たちが抱く二つの夢なのである。

ここに登場する若者たちは音楽という道を選んだ。彼らのヒーローたちの名は,バーバ・マール,ユッスー・ンドゥール,サリフ・ケイタ,アルファ・ブロンディーなど。これらの名前は旅へと駆り立てる。学校を出たばかりの少年時代から彼らは瓢箪とノコギリの歯を使ってゴンゴマ(瓢箪胴の親指ピアノ)を作り,コナクリの高級住宅街の金持ちたちのところへ行き,彼らを讃える歌を歌った。彼らはこれを「ニジャ」と呼んだが,この仕事のおかげで彼らはなんとか一緒に暮らすことができたし,米を買う金や交通費を稼ぐことができたのである。ある日国営放送RTGのジャーナリストがその歌にいたく感心し,彼らを援助することを決め,楽器を買う金を与え,彼らのバンドを「レ・ゼスポワール・ド・コロンティー(コロンティーの希望)」を命名した。少しずつこの名は首都の中で知られていき,今日ではギネアの音楽の代表的なバンドのひとつとなった。(解説より)

手作りした楽器で、ゲットーからのメッセージを伝える若者集団。ヒップホップやラップそしてレゲエを選ばずに、アクースティックでトラディショナルな表現方法を選んだ彼らは、地元ギネアで発売したアルバムは数々の賞を受賞。

この最新アルバムは、1998年に彼らと出会いサポートしてきたフランス人ギタリスト、アントワーヌ・アミーグがプロデュースした、初のインターナショナル・マーケット向けのアルバム。

ボロン、ゴンゴマ、コラ、バラフォン、ジェンベといった伝統的楽器のアクースティックで力強いアンサンブルに、てらいのない伸びやかなヴォーカルが真実のメッセージを伝える。

彼らのポジティヴで、清々しいアンサンブルには、思わず引きこまれてしまう。

1. ババディ 父親に良く似た息子
2. テメディ 若い娘たち
3. シェリンゴ
4. 法律
5. フォレ 黒い男たち
6. トレ 貧困
7. ヴィセネス 小さな悪徳
8. バイディ
9. ミキー・ファニー 善意の人々
10. マ・シェリー 僕の恋人
11. イタナンベ
12. ダン・ファガ
13. ティンキーニイ 誠実さ

レーベル

オルターポップ