説明
戦没画学生慰霊美術館 無言館に飾られた一枚の裸婦画・・・
その前に一人の老婦人が立ちました。
かつての恋人が綴った感想文ノートを、窪島誠一郎が朗読します。
そして帰らぬひとへの想いは歌になりました。
戦争への道を二度と歩まないようにと願いつつ・・・
■収録曲:
1. 安典さんへ 窪島誠一郎(朗読)
2. あの夏のまま・・・ おおたか静流
3. あなたを知らない 窪島誠一郎(朗読)
■演奏:
作詞・朗読: 窪島誠一郎
作曲・歌: おおたか静流
編曲・ピアノ・ギター: Asu
バイオリン・ビオラ: 向島ゆり子
■窪島誠一郎 プロフィール
1941年東京生まれ。信濃デッサン館・無言館館主、作家。印刷工、酒場経営などを経
て、64年、東京都世田谷区に小劇場運動の草分けとなる「キッド・アイラック・アー
ト・ホール」を設立。79年、長野県上田市に夭折画家のデッサンを展示する「信濃デッ
サン館」を、97年、同館隣接地に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を設立。
『父への手紙』『「明大前」物語』(筑摩書房)など著書多数。
第四十六回産経児童出版文化賞、第14回地方出版文化功労賞、第7回信毎賞、第13
回NHK地域放送文化賞を受賞。05年、「無言館」の活動で第53回菊池寛賞受賞。
■おおたか静流 プロフィール
シンガー&ボイス・アーティスト。表現の自由を主軸に童謡から即興音楽にいたるま
で幅広く、自らをノンジャンルと呼ぶ。映像、絵画、ダンス、朗読、パフォーミング・
アート等様々なジャンルとのコラボレーションを続けている。
参加作品 テレビ:『にほんごであそぼ』(NHK Eテレ)
アニメーション:『蛍火の杜へ』、『千と千尋の神隠し/イメージアルバム』
CD:『ファイナルファンタジーIII』、『Repeat PerformanceI~V』、『にほんごであそぼ(各種)』、『Sugar Land』、『Serenade』、『IKOR』、『トペラトトのおどり』
声と光の逢瀬を拠り所に、生
と死の淵に愛を灯す。