説明
これはエチオピアのフィッシュボーンか!? エチオピアのカリスマ歌手アスナケと、個性派フランス人ミュージシャンが合体。このフィジカルなエチオ・グルーヴを是非!
オルターポップで2001年から紹介している”エチオピーク”シリーズのプロデューサーでもあるフランシス・ファルセトが、近年特に力を入れているのが、アップデートされ世界中に拡がったエチオピア音楽。
その決定的編集盤『ノイズ&チル・アウト』(ポルターポップ)にも収録され話題となっていたバンドが、このユーカンダンツ。エチオピアでカリスマ的人気を誇る歌手アスナケ・ゲブレイエスの変幻自在のコブシたっぷりの声に(YouTubeなどのライヴ動画は必見!)、エチオピアに渡って現地のミュージシャンとセッションを行った先駆者の一人であるダミアン・クリュゼル(g)をはじめ、リオネル・マルタン(ts)、フレッド・エスコフィエ(key)、ギレム・メイエール(ds)といった個性的なミュージシャンが繰り広げる、オルタナ・ロック系ガレージ / パンク / ジャズ ・サウンドが絡む。
1曲目は泣く子もだまるアレマイユ・エシェテのヒット曲「アジス・アベバ・ベテ」のカヴァーだが、オリジナルよりもグッとテンポを落としたヘヴィーなビートから始まり、後半は一気にテンポアップして怒濤のエチオ・オルタナ・ロックに。そして2曲目はまるで渋さ知らズ・ゴーズ・トゥ・エチオピア!その他にもマハムド・アハメドやトラフン・ゲセセらの曲も取りあげていて、変拍子有り、ツイストあり、泣きのバラードありという文句なしの内容。フィッシュボーンを彷彿とさせるフィジカルなビート感は、とにかく凄いの一言!
■曲目:
01. アジス・アベバ・ベテ
02. ベロミ・ベンナ
03. ウブ・ナト
04. トゥザレン・イェテントゥ
05. セムナウェルク
06. ウトゥ・ゲラ
07. キャメル
08. メディナナ・ゼレセニャ
09. アイェケダシェム・レベ
10. セナデレ
11. ダットサン・セフェール
12. メラ・メラ
13. ミック=マック・ア・メケレ
14. バティ+ゼネベウェルク
15. セマ