説明
砂漠のレジスタンス”の老兵アブダラーと、その伝説に惹かれたミュージシャンたちがサハラ砂漠で出会った…
★注目のゲスト達!
アマジーグ・カテブ(from グナワ・ディフュージョン)
サリィ・ニョロ(ex ザップ・ママ)
イモテップ(from IIAM)
ダニエル・ジャメ(ex マノ・ネグラ)
ギズモ(from TRYO)らが参加!
ニジェールで誇り高きトゥアレグ人として生まれたアブダラー・ウンバドゥーグーは、16歳の時に初めてギター手にして、独学でこの楽器をマスター。
サハラ砂漠におけるエレクトリック・ギターの先駆者の一人で、ティナリウェンの僚友でもある。
トゥアレグ古来の旋律に影響を受けたメロディーに、トゥアレグの解放を訴える詞を乗せて、多くのオリジナル曲を創る。
トゥアレグ語で歌われるアブダラーの歌は、砂漠の中でトゥアレグ抵抗歌手の伝説を生み、ダイレクトに乾電池カセットレコーダーに録音されるアブダラーの歌とギターは、トゥアレグ人たちの野営地から野営地へと無数のカセットコピーとなって伝播していった。
そしてマリでアブダラーとフランス人音楽マネージャーと映像作家が出会い、彼らの呼びかけでアブダラーの生き方に共鳴するミュージシャンたちが集まった。フランスで圧倒的な人気を誇るアクースティック・レゲエバンドであるTRYOのギズモ、来日して話題を集めたグナワ・ディフュージョンのリーダー、アマジーグ・カテブ、元ザップ・ママのサリィ・ニョロ、元マノ・ネグラのギタリスト、ダニエル・ジャメそしてマルセイユ・ラップの雄アイ・アム(IAM)のDJである
イモテップなど。砂漠の野営地で、火を囲みながら、四輪駆動車のバッテリーにつながれたギターアンプを使って始まった彼らのセッションから、アブダラーの詞曲を中心に、フレンチ・レゲエやロック、アフロ、グナワなど様々なアイデアに結びついた、この11曲のアルバムが生まれた。
この出会いは一期一会に終わらず、デゼール・ルベルはセッションからライヴ・バンドとしてケベックやフランス各地のフェスティヴァルに出演している。
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