説明
人生とは浮き沈み、そして闘い続けること!南仏のラディカル・トラッド・バンドが、結成30周年を祝う“闘いのマニフェスト”宣言!刺激的かつ軽やかなネオ・トラッドで踊れ!
葛飾北斎の図案にインスパイアされたジャケのデザインも素晴らしい!思わず手に取りたくなります。またブラジル北東部出身の注目アーティスト、シルヴェリオ・ペッソアがゲスト参加!
南仏の天空の町コルド・シュル・シエルを活動拠点に、アクースティックかつミクスチュアなアンサンブルで、ディープ・サウスの文化を踊りと歌で鼓舞する!
農村オクシタニアから見ても、私たちの地球が抱えた大きな2009年的問題のひとつはサルコジである。軽やかで田園的なフォークダンス・ミュージックの中に、ラ・タルヴェーロは民の怒りと抗議のメッセージを織り込む。民はそれに合わせて輪になって踊る。踊りの場は論議の場でもあり、人々は出会い、語り合い、踊りの輪をつくる。その出会いの場所をラ・タルヴェーロは30年間提供し続けてきたのである。ファビュルス・トロバドール、マッシリア・サウンドシステム、ニュックス・ヴォミカ、ルー・クワール・デ・ラ・プラーノ… オクシタニアにはそういう場所を作ってくれるバンドがたくさんあり、踊りの輪は南仏のあちらの町にもこちらの町にもできる。
ダニエルはこのアルバムでまた幸運な出会いを果たしている。今日のブラジル/ノルデスチのシーンを代表するアーチストのひとり,シルヴェリオ・ペッソア。パンクからツィガーヌやアフロまでボーダレスなロック・ギタリスト,マルク・ミネリ。そしてリード・ヴォーカルのセリーヌ・リカール(ダニエル・ロッドー夫人)をサポートする,二人目の女性ヴォーカルとして参加した22歳のエディット・ブイーグ。これらの出会いのおかげで,ラ・タルヴェーロのレパートリーがさらに広がり,多様化したことがよくわかる18曲65分のアルバムである。(解説より)
1. きみがラ・タルヴェーロの方に来ないなら、ラ・タルヴェーロがきみの方に行くよ
2. ラ・タルヴェーロのバル
3. バラード
4. 著述家たち
5. セルタンの呼び声
6. 私は歌い、彼は歌う、みんなで歌おう
7. フランス人さま
8. 私に何の価値もないのなら
9. ペンヌの鬼
10. サルキーリャの寓話
11. 嫁ぎ行く娘たちへ
12. こちらを通って、あちらを通って
13. 彼はタニーを殺した:イラオクシタニー
14. ペテン師
15. サルデーニャ
16. エ・ロ・ラ・ラ
17. 私たちはもう一度帰ってくる
18. きみの手相