説明
“マンドリンのあらゆる可能性を解放せよ!”
マンドリン解放戦線(FLM)!のリーダーが放つ、反逆のマンドリン・サウンド!
マンドリンの革新者パトリック・ヴァイヤンは南仏ニース出身。
幼い頃からマンドリンに興味を持った彼は、独学でマンドリンをマスターし、旅をし、様々なミュージシャンとの出会いを経て、それまで古くさい楽器と思われていたマンドリンの新しい可能性を切り開いた。
20世紀までのクラシック音楽、地中海を中心としたトラッド音楽、そしてジャズのインプロヴィゼーションが彼の音楽のベースになっている。
彼が敬愛してやまない4人のミュージシャン、エリック・サティ、ダリウス・ミヨー、フランク・ザッパ、セロニアス・モンクらと同じく、ポップとアヴァンギャルドが共存する彼の音楽は、一度聴いたら忘れられない個性を持っている。
このアルバムで聞けるマンドリンは全て彼が演奏していて、多重録音を駆使している。エレクトリック・マンドリン、スライド・マンドール(スライドするマンドリン!!)などなどマンドリンとは思えない弦の響きにも驚かされる(ギター音楽ファンにも是 非聴いて欲しい)。
アルバム・タイトルの『バスチアン・コントラーリ』とは反主流派、抵抗者、反抗者、反逆者といった意味。さらに歌われている言語もフランス語ではなく、南仏のオック語であることからも、彼の音楽が強い意志と行動力を持っていることが伺える(本当に「マンドリン解放戦線」という組織を主宰している!)。
パーカッションやギター、さらにサンプリングやサウンド・エフェクトなどをミックス。ミクスチュアに彩られた、知的な冒険と反逆的な精神、そしてユーモアに満ちあふれた、まさに驚きのアルバムだ! 1. カスカルー
2. アルコ
3. マラマーニャ
4. 少しだけの人生
5. ただの風
6. ヴァリ・オ・マンダリ
7. 望遠鏡
8. 郵便配達夫
9. 娘の踊り
10. 最後の一杯
11. サルドイド・ラジオ