説明
カリブ海の真珠、マルチニックの音楽の魅力を世界に紹介し続けた伝説のグループ遂に復刻!
またグループを率いたルールー・ボワラヴィルは、マルチニック音楽を語る上で、避けて通ることの出来ない最重要人物の一人。これはマストです!!!!!
グループ・フォルクロリック・マルチニケ(マルチニック民俗舞踊団)は、マルチニックの多彩な音楽の魅力を世界に紹介するために、1945年にアレクサンドル・ネストレによって設立された。伝統音楽に加えて、ビギンやマズルカといった音楽と舞踊を中心としたレビューは、1966年にルールー・ボワラヴィルが音楽監督に就任し、その名前が内外に広く知られることとなった。
優れたミュージシャンでもあったボワラヴィルは、伝統音楽はもちろんのこと、アレンクサンドル・ステリオやユジェーヌ・ドゥルーシュといった、ビギンの巨匠たちのレパートリーも積極的に取りあげた。また自作曲も数多く残していて、後にマラヴォワはじめ多くのミュージシャンによってカヴァーされてもいる。例えば3曲目の「グラン・メ・グラン」のマラヴォワ・ヴァージョンの素晴らしは特に有名だ。またボワラヴィルは、優れた歌手でもあり、このアルバムでもリード歌手としてクレジットされている。
この復刻盤は1973年にディスク・セリーニから発売されたアルバムに、1967年に録音された2曲をプラスした内容となっていて、録音メンバーには、アル・リルヴァやエミール・トレヴォーといった実力派ミュージシャンたちも参加している。
この時代ならではの、野趣溢れるビギンやマズルカの魅力がタップリ味わえる。ジャケットも印象的だ。
現在グループはル・グラン・バレ・ドゥ・マルチニックという名前で、ボワラヴィルの意志を受け継きながら、活動を続けている。
■曲目
1. ミシエ・ミシェル(ウエ・ウエ)
2. トロワ・ヴァルス
3. グラン・メ・グラン
4. マルチニック・トロップ・ベル
5. ダンセ・ラ・マズーク
6. ベタフェ・レシェル・プール
7. トロワ・プロムナード
8. ラ・カレンダ
9. セルパン・メーグル
10. パラプリュイ・エスクラーヴ
11. メ・マシャン・ヌ・ア
12. レティシャ
13. バ・モワン・アン・チ・ボ
14. マズルカ・クラシック(ラ・ニュイ)
15. サンサン
16. チ・ヴァルス・ヌ・ア
17. エルマンシア
18. アデュー・フラール~ポ=プリ・カルナヴァル