説明
今話題の、フィンランドの伝統楽器カンテレ奏者として知られる、あら ひろこの最新アルバム!
伝承曲からオリジナル曲さらには即興演奏まで、無限に広がるカンテレの音色。
カンテレの透明でどこまでも広がる音色に、多くの人が心を奪われています。
フィランドから来日したカルデミンミットの公演も評判となり、
またアニメ映画『ガールズ&パンツァー劇場版』にカンテレの演奏シーンが登場するなど、
様々な分野で話題になりつつあります。
日本におけるカンテレ奏者の第一人者である、
あらの自由で空を舞うかのような音楽に、是非、触れてみて下さい。
■曲目:
1. 雪の日
2. スカボロフェア
3. Birds and The Tress I : ここにいるよ
4. ジョセフィンズ・ワルツ
5. 桜ふぶき
6. 深い海
7. Birds and The Tress II : 風と小枝
8. 岸辺の哀歌
9. スカーラのウェディングマーチ
10. Birds and The Tress III : 静寂
11. Birds and The Tress IV : 羽毛
12. トナカイの子守歌
13. Birds and The Tress V : 霜の花
14. Birds and The Tress VI : おやすみ
<バーズ・アンド・ザ・トゥリーについて>
鳥を眺めているのが好きです。
庭の小さな木に小鳥たちがやってきて、小首を傾げたり、何かをついばんだりしているのを、いつまでも眺めています。
毎年春になると、家の近くのある決まった木に、セキレイたちがたくさん集まってきます。
昼のあいだはそれぞれに飛び回って、夕方になるとその木に集まって眠るのです。
暗闇のなか、まだ葉の出ていない梢に白い小鳥たちがびっしりとまっている景色はとても愛おしくて、息をひそめてそっと見に行きます。
このアルバムは、小鳥たちと木に思いを寄せながら作りました。
木漏れ日に見え隠れしながら歌ったり、凍てつく寒さや吹きすさぶ風の中で小さな木にしがみついたり、一本の木に集まって安心して眠ったり。
空を自由に羽ばたく小さな命と、そこにいると安心できる一本の木、いつのまにか、そんなイメージを持ちながら録音したアルバムです。
39弦のコンサートカンテレと11弦カンテレを使って録音しました。
「桜ふぶき」と「雪の日」といった、季節の心象をスケッチしたようなオリジナル曲、
ライヴでよく弾いていたフィンランドやスウェーデンなどの曲、そして即興演奏。
即興演奏には、Birds and The Tree”という共通タイトルをつけています。
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