説明
ギター奏者の杉本拓の近年の頂点を極めた作曲作品が登場！
ギター奏者の杉本拓は、ここのところ作曲に比重を置いた音楽活動を続け、ドイツを拠点とした現代音楽の作曲家集団ヴァンデルヴァイザー派の作曲家たちとの親交も深い。そんな杉本の近年の頂点を極めた作曲作品が登場！ 『Septet』は、クラリネット、フルート、ヴィオラ、コントラバス、チェロ、エレクト リック・ギター、サイントーンの7人の演奏家による40分弱の作品。全体を通して、茫漠たるいくつもの音の響きが現れては重なり合い、そして消えてゆく。
音の流れは簡潔でゆったりとしている一方、終始、緊張感溢れた傑作。2015年3
月24日、ドイツ、ベルリンでおこなった世界初演のライヴ録音を収録。演奏者は、Rebecca Lane (flute)、Michael Thieke (clarinet)、Johnny Chang
(viola)、Koen Nutters (contrabass)、Derek Shirley (cello)、杉本拓
(electric guitar)、Bryan Eubanks (sine-tones)。
TrackList:
1. (38:02)
演奏：
Rebecca Lane：フルート
Michael Thieke：クラリネット
Johnny Chang：ヴィオラ
Koen Nutters：コントラバス
Derek Shirley：チェロ
杉本拓：エレクトリック・ギター
Bryan Eubanks：サイントーン
■杉本拓（スギモトタク）プロフィール：
ギタリスト。1965年12月20日東京生まれ。「ループライン・スギモト・シリーズ」、宇波拓、大蔵雅彦との「室内楽コンサート」を千駄ヶ谷ループラインで、「杉本拓作曲シリーズ」を明大前キッド・アイラック・アート・ホールで企画。レーベル slubmusic 主宰し、自身の作品のほか、宇波拓、木下和重、ラドゥ・マルファッティ、アントワン・ボイガーなどの作品をリリース。2007年より佳村萠（ヴォーカル）とのデュオ「さりとて」の活動も続けていて、これまでに2枚のCDを自主レーベル Saritote Disk から発売している。
