説明
全曲ジャムセッションで作られた究極の1枚。
邦楽、和楽器にあえてとらわれない。
今を生きている自分たちだからこそ、民謡、古典のみならず日本以外の音楽や文化に触れ、
インスピレーションが生まれて、そこから楽器を通して表現する。
その楽器が僕たちの場合は和楽器である。
そうして濾過されたものがSUN蕊の音楽であり、
またその中に日本らしいメロディーやフレーズがちりばめられている。
■SUN蕊(サンズイ)プロフィール
福居一大(津軽三味線)、小湊昭尚(尺八)、美鵬直三朗(太鼓・鳴り物)、
それぞれのフィールドで活躍してきた1978年生まれの3人が邦楽イベントで共演、
意気投合して2007年に結成したユニット。
福居一大(津軽三味線)
10歳より津軽三味線を福居流家元「福居典大」氏に師事。
若干17歳で福居流師範「福居一大」を襲名、名取。
第三回(財)日本民謡協会主催津軽三味線全国大会の三代目のチャンピオン。
ロック、ジャズなど異ジャンルの音楽手法も積極的に取り入れ、
伝統的な日本の民謡だけに留まらない福居一大独自の奏法で観客を魅了し続けている。
小湊昭尚(尺八)
民謡小湊流家元の長男として生まれ、5歳より舞台活動を開始。
1985年少年少女民謡大会において最優秀賞受賞。
現在、伝統邦楽、古典に加え、民謡、ポップス、ジャズなどジャンルにこだわらず、
テレビ、ラジオをはじめ国内外でのコンサート、イベントなど多方面で活動中。
美鵬直三朗(鳴り物)
美鵬流囃子方家元 美鵬駒三朗の孫であり幼少より鳴り物の手ほどきをうける。
1993年 美鵬流名取・師範を習得。海外での公演への参加(中国・タイ・ベトナム他)、
NHK「民謡をたずねて」「日本の民謡」等への出演、劇中音楽等々ジャンルを問わず幅広い活動を行なっている。