説明
ロマーヌが帰ってきた！ ジャンゴ・ラインハルトのエスプリを受け継ぐギタリスト、ロマーヌがアクースティック・クインテットを率いて、久々にマヌーシュ・スウィングのアルバムを作った。
ファントとヤヨ・ラインハルトのリズム・ギターに、パスカル・ベルヌのコントラバス、そしてクリストフ・クラヴェ?のヴァイオリンとピアノというアンサンブルにロマーヌのギターという編成。
初心（？）に戻ったロマーヌの意気込みがそのまま音に表れたかのような、いつも以上にシャープでエッジ鋭いギターにまず驚かされる。そしてヴァイオリンはもちろんのこと、ピアノの存在が今までとはひと味もふた味も違うアンサンブルの醍醐味を教えてくれる。あらためて、ロマーヌというギタリストの力量そしてスケールの大きさに驚かされるアルバムだ。
収録されている曲は大半がロマーヌのオリジナル曲だが、エディット・ピアフの大有名曲「愛の賛歌」やシャルル・トレネの「我が若かりし頃」「メニールモンタン」（ジャンゴも演奏していました）、小野リサや阿川泰子のカヴァーでも知られるサッシャ・ディステルの「ラ・ベル・ヴィ」などタイトルに相応しい選曲になっています。
1. フレンチ・ギター
2. 愛の賛歌
3. スウィング＆ウェッソン
4. 我が若かりし頃
5. パリ・プルミエール
6. メニールモンタン
7. ビイェ・ドゥー
8. フォー・ウェス
9. リタリアンヌ
10. ル・ソワール
11. ジェロニモ
12. ラルルカン
13. ラ・ベル・ヴィ（ザ・グッド・ライフ）
