説明
自分の深淵を覗けば覗くほど、そこは深く混沌としていて、ざわざわとざわめき、そして驚くほど静かだ。
これは私がここに生まれて、通ってきた道、過ごしてきた時間、そこから生まれては消えてゆく宇宙そのものだ。
空に生まれつづける雲のように新しくありながら、海に還るような懐かしさ、そのようなもの。
スパン子独自の世界観を、今を活躍するミュージシャン達とのコラボによって見事に深く広く分厚く誕生したスパン子の初ソロアルバム。
<profile>
スパン子
うた、ピアノ、アコーディオン
5才からピアノを始める。20才過ぎからハモンドオルガン、ピアノ弾きとしてカリフラワーズ、イノトモなどの様々なバンドで活動し、2003年「素」に加入をきっかけにアコーディオンを弾き始める。その一方、うたと太鼓だけのシンプルなユニット「天地」でボーカルを経験。
2006年に結成された福-fuku-(https://fuku.gorey.jp)で、ノルウェー、ブルガリアなど、ヨーロッパへも活動を広げながら、ソロ活動も開始。スパン子独自の世界観を
アコーディオンとピアノの弾き語りで切なく、優しく、力強く表現している。
今野英明、東京ランデブー、イノトモ、佐藤良成バンド、ハンバートハンバートなど
のサポート、イラストレーターcolobockleのDVDアニメーションの音楽制作(福-fuku-)、熊坂出監督のショートフィルム「じかんのじかん」のエンディング曲など、いろいろな形で精力的に制作。
1.ひまわり
2.碧馬は東方へむかう
3.金平糖
4.膨張曲線
5.銅の小箱
6.透明の向こう
7.熊追いのうた
8.北の国の友達へ
9.空の穴
10.海宙神話
11.屋根裏事情
日比谷カタン guitar
熊坂義人 contrabass
波多野敦子 violin viola strings arrange
イガキアキコ violin
オラン accordion
熊坂るつこ accordion
安宅浩司 guitar
オッシー trombone
バッキー alt sax
岩原智(マイア・バルーBAND) tuba
駒沢れお(マイア・バルーBAND) percussion
尾引浩司 Xhoomei,Igil, jew’s harp
山口まさ(TAYUTA) percussion
山口けいこ chorus
ウエッコ(ザッハトルテ、薄荷葉っぱ)
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絡み合う無数の音と旋律
時代も国籍も越えた幅広い世界観
豪華な楽器達と溶け合う声
何度聴いても発見のある素晴らしい作品です!
マイア・バルー(ミュージシャン)
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空の広い丘に向かって
スパン子が裸足で駆け上がっていく
足跡は薄紫の魚になり宙を泳ぐ
丘の上につくと、コトバをバタバタと風になびかせ
空にスルスルっと文字を描いた
次の瞬間、彼女は自分の脳みそにダイブした
このアルバムを聴いた夜
僕はそんな夢を見た…
Ryoojing(atelier69)
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ある日ライブでスパン子の歌をはじめて聴いたときに、とても自由で楽しそうで、本当に感動した。
いつもイノトモの隣りでアコーディオンを弾いてるときとはまた違う輝き。
ああスパン子はこんなにも歌いたかったのだなあ、
こんなにも、言葉で、創造力で、溢れていたのだなあ、と涙ぐんだことを思い出す。
このアルバムは、そんなスパン子の、自由でキラキラの、カオスでぐるぐるの、宇宙です。
イノトモ(シンガーソングライター)
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お勧めの聴き方。
掃除をしながら聴く。
天気の良い、予定のない日、窓を解放し、ごちゃごちゃでホコリまみれの部屋を片付
けながら、時折雑巾がけの手を止め、窓の向こうをながめ、風を感じ物思いにふけったり、遠い異国や幻想の世界に迷い込んだり。
全ては彼女のこれまでの軌跡。
だから、聴き終わった時、部屋も心も清らかになっている。
スパン子も、またまっさらになって生まれ変わるだろう。
奥村美砂(音楽教室講師)
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何処に行けばあるんだろう?僕達の落とし物、、、 何処に行けばあるんだろう?僕達の忘れ物。
ただただ僕達は本質を示すコンパスが隠された、銅の小箱を探してるのだろうね。
ブリキサーカス 伊藤栄治
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スパン子宇宙のただなかにいるスパン子、色っぽし!解き放たれているからだ。これぞ、美しきこと。この自由な音を聴いていて、天下太平って言葉がポコンと浮かんだ。
自由型ピアノ弾き語り
鈴木亜紀
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スパン子ワールド炸裂なんだけど、炸裂ってことばの印象より全然柔らかくてポップ。
いかんせん音だけだって「気持ちよく唄ってるなぁ」と思えるほどののびやかさ。
ちょうどこんな春うららかな感じが気持ちよくて、アコーディオンも気持ちいい。
いろんな方々と共演してきた、その感性の初めてにして最大の見せ場。
こんな陽だまりが欲しかった。
all contemporary nice folk
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