説明
ハモンド・オルガンとジプシー・ギターによる全く新しいジャンゴ解釈
ジャズ？ それともクラブ・ミュージック？
ロマーヌが表現するイマジネイティヴなジャンゴの世界がここに！
5年早すぎたアルバムが、遂に廉価盤として再発！
2003年初来日。ジャンゴ没後50周年記念コンサートで、繊細かつウタうようなギターで私たちを虜にしたジャンゴの精神を受け継ぐ男、ロマーヌ最大の問題作がこれだ。まず、なによりも驚かされるのは、ハモンド・オルガンとジプシー・ギターという組み合わせ！
最近再び注目を集めるハモンド・オルガンの響きも印象的だが、自在にリズムを変化させながら、スウィンギーなグルーヴを創り出しているロマーヌのギターの素晴らしさ！「リトゥモ・フィテュール」「アヌマン」などこれまであまり注目されることの少なかったジャンゴ・ラインハルト後期の隠れた名作を取りあげている。日本でもクラブ・ジャズなどジャム系アンサンブルが話題だが、こんなにも大胆かつプログレッシヴなアンサンブルは体験したことがないはず。
発売同時はジャズ・ファンやジプシー・スウィング・ファンに全く無視されてしまったアルバムだが、今聞き直すと、その斬新さ、大胆さに驚くはず。ジャズ・ファン以外の人にこそ聞いてもらいたいジャズ・アルバム。
2004年に『ロマーヌ／ジャンゴ・ヴィジョン』（オルターポップ ERPCD-2968）として発売されたアルバムの廉価盤再発です。
ロマーヌ:ギター
ブノワ・スーリス:ハモンド・オルガン
アンドレ・シャルリエ:ドラムス
マルク・ミシェル・ル・ベヴィヨン:コントラバス
1. お嬢さん、ごゆっくり
2. リトゥム・フュチュール/ジャンゴ・タイガー
3. アヌマン
4. ペッシュ・ア・ラ・ムシュ
5. ブルケール広場
6. ポルト・カベーロ
7. バビック
8. マベル
9. ストックホルム
