説明
神への賛美よりも生臭い人間愛。そして自由奔放な折衷主義。それこそがオクシタニ アの伝統だ。フランスのディープ・サウスには、今もトゥルバドゥールたちが生きて いる。
松山晋也
オクシタニア ケザコ？” 第四弾！
フランス、ディープ・サウスの面白さを伝える決定的編集盤の登場！
シリーズの由来にもなったフェスティヴァルを記念して発売。
オクシタニア ケザコ？ オクシタニアとは何か。私はと言えば，それについては何も知らない！ だが私にはこのオクシタニア音楽を聞くという大きな喜びがある。それは日々新しく創造され，建設されていく国である。それは独断的な教条主義がなく雑多な状態で作られていくオクシタニアであり，知覚可能で自覚的で生き生きとしたオクシタニアなのである。（ パトリック・ラヴォー）
既に単独アルバムが発売になっているマッシリア・サウンド・システム（マルセイユ）やラ・タルヴェーロ（コルド）といった大御所から、汎地中海的サウンド＋ニューウェーブともいえるデュパン（マルセイユ）、マルセイユの下町出身のポリフォニー・グループ、ロ・コール・デ・ラ・プラーラ、ガスコーニュ出身のアコーディオンの鬼才ミッシェル・マシアス、オック語とフランス語とイタリア語で歌う注目のサウンド・システム、ニュックス・ヴォミカ（ニース）などなど刺激的なアーティストも多数収録されていて、入門用としても最適なアルバムになっています。
ちなみに””オクシタニア ケザコ？””とは「オクシタニアって何？」という意味で、マルセイユの市民団体ミックマックが企画／主催したイヴェントのタイトルから借用しています。
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