盛島貴男
突き動かされし唄

¥2,750 (税込)

発売日 :2023年10月18日

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説明

*メタカンパニーWEB通販限定先行販売&特典CDR付き!
メタカンパニーWEB通販では先行販売として通常発売より1週間早く10/11頃にお届け予定!
さらに盛島貴男が2015年に東京・下北沢Com.Cafe音倉で行ったライブより貴重な音源を収録したCDR付き!

【盛島貴男 ライブ音源CD-R】
2015年10月24日 Com.Cafe音倉
1.十九の春 2.安来節 3.りんご追分~トラック野郎(一番星ブルース) 4.敗戦数え唄

世界でただひとりの奄美竪琴の奏者 兼 製作者の盛島貴男の7年振りの2nd CD!
野太いブルースマンの様な唄に絡み付く美しき竪琴の旋律に涙せよ! 限定300枚!再発&配信無し!!

■収録曲
1. ヨイトマケの唄
2. 黒の舟唄
3. 酔いどれ女の流れ歌
4. 十九の春
5. よいそら節
6. 行きゅんにゃ加那
7. かんつめ節
8. 稲すり節

野太い野生的な濁声とホーメイのスグットの様な倍音で、奄美大島の島唄と60〜70年代歌謡を唄う中、美しい海の細波の様な奄美の竪琴が時に寄り添い、時に大きくリズムを刻む。
これ程の唯一無二の日本の唄が現在(いま)あるのだろうか。

奄美大島には戦前、里国隆という盲目の竪琴を弾く素晴らしい唄い手がいたが、盛島は幼少期に里国隆の唄を実際に聴いたと云う。
当然、盛島は里国隆の影響を受けてはいるが、里国隆が情念を吐き出す様に唄うなか、盛島は全く違う唄い方をする。

情念を吐き出すより、全てを包み込みそして力強く握りしめる様に唄う。
まるで彼の大きな温かい手で握り締められる心地良さもある。
また竪琴の美しい旋律が占める割合も盛島の方が多い。
よりメロディアスだ。

当然、里国隆と盛島では時代背景が違うのもあるが、唄と云うものはその人の想いや性格、歩んで得た人生観が本当に良く出ていると思う。

今回、盛島は三曲の歌謡曲のカバーを唄っている。この三曲は盛島が若い多感な頃に聴き惚れた曲であり、初録音であるがliveではよく唄い込んでいる曲である。

特にヨイトマケの唄は、日本の成長期、混沌期の60〜70年代に奄美、東京と流転を続けた盛島が見て来た、男に混じって働く気丈夫に振る舞う女性らの姿と重なり思い入れが深い。
島唄、60〜70年代歌謡、どちらも盛島の唄と竪琴により唯一無二の楽曲として眩いばかりの輝きを増す。

あのノイズアーティストの進入禁止の新レーベル tunaguレーベルからのリリースで、
リリース元の意向で限定300枚、再発&配信無し。
どうか大切な伴侶の様に生涯に渡って聴き寄り添い続ける音源の数々が入ったCDを入手して頂けたらと思う。
一生の宝物となるであろう。

動画は、撮影者をもてなす為に、盛島が演奏している場面だが、この前日に盛島は酔って転倒し、

右鎖骨を骨折している事が後に分かった。

遠方から来た客に対して、痛みを堪えてもてなす、盛島の優しさが伝わる動画である。

 

レーベル

tunagu