三枝彩子
風薫ル、ウタ いとしのオルティンドー

¥2,200 (税込)

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商品コード: AUR-9 カテゴリー: タグ: , ,

説明

驚異の歌声。風と光と大地がめぐんだキオクの豊穣。
モンゴル民謡・オルティンドーを新しい感性と解釈で
綴った“唄の贈りもの”。関島岳郎プロデュース。

オルティンドー(長い歌の意)は古くからモンゴル遊牧民に伝承されている、ゆったりとした節回しと豊かな声量、不思議な音色の装飾音が特徴の祝宴の歌だ。 歌のテーマには自然や家畜の様子、そして愛する者への想い等がよく採り上げられる。モンゴルの民謡といえば真っ先にホーミーが思い浮かぶだろうが、おおらかなメロディを朗々とうたいあげるオルティンドーの魅力はホーミーにもけっして劣るものではないはずだ。オルティンドーの伴奏には通常、モンゴルの伝統楽器 ・馬頭琴が用いられるが、本作ではオーソドックスな歌と馬頭琴による演奏に加え、曲によってブラスや弦楽器等を加えることによって従来のトラッドな佇まいにモダンな意匠を凝らした。サウンド・コーディネートは、栗コーダーカルテットやストラーダで活躍する関島岳郎。モンゴルの伝統音楽にミニマルやアンビエントミュー ジックのエッセンスを盛り込み、極上のポップミュージック、世界にまたとないワン&オンリーの音楽に仕立て直している。この国ではほとんど紹介されていない未知の音楽・オルティンドー。本作によって多くの方々が扉の向こうにある豊穣な世界に出逢われんことを。2008年作品。

三枝彩子(さえぐさ・あやこ) 東京外国語大学モンゴル語学科卒業後、モンゴル国立芸術大学オルティンドー学科に留学、 デルゲル教授に師事。 2000年帰国後は各地でライブ活動を展開、日本ではほとんど知られていないオルティンドーを人々に知らしめるべく活動を続けている。伝統を尊重しつつも、モンゴル伝統音楽以外の場でも生かしたいと、オルティンドーの限りない可能性を信じて試行錯誤中。

「彼女の声の中には、大地と樹々と風と大空の鳴き声が在る
そして私の中に大平原が広がり、あの雲は大海原への旅を始めた
亡くなるものと産まれくるものとの抱擁の響きとともに」
UA(歌手)

1.ASAR ONDOR このうえない幸運
2.ZEERGENETIIN SHIL ゼールゲンの尾根
3.ULEMJIIN CHANAR 麗しきもの
4.TALYN TAVAN TOLGOI 草原の五つの丘
5.DORVON TSAG 四季
6.BUUVEIN DUU 西モンゴルの子守歌
7.ALSYN GAZRYN ZEREGLEE 遠い蜃気楼
8.UYAHAN ZAMBUUTIVIIN NARAN この世を照らす太陽

三枝彩子 Urtynduu(謡)
嵯峨治彦 Morin khuur(馬頭琴)
渡辺勝 piano,guitar,accordion
中尾勘二:soprano sax,drums
堀田博喜 alto sax
橋本剛秀 altos sax
戸次和歌子 trumpet
古池寿浩 trombone
岩渕理緒 percussion
関島岳郎 tuba,trumpet,,recorder,electronics etc.

Produced by 関島岳郎

レーベル

Aurasia

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