オクノ修
オクノ修響和国 4 街角の唄たち/オクノ修 DOCUMENT TAPES 1979-1981

¥2,200 (税込)

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説明

オクノさんは、自分がなにを思い、どう感じ、なぜ歌うのか、ということを歌う。あたりまえのことかもしれないけど、ひたむきにそのことに向かうオクノさんの声は、歌うという行為をしていることがとても幸せそうで、そしてちょっとエロティックでもある。
《曽我部恵一》

街角に一人佇み、行き交う唄たちをただひたすらみつめている。夜の通りをことばがメロディをつれてやってくる刹那のキロク。うつろう時の流れにうかんではきえる心象風景をスケッチする。

今こそ、いまだからこそ。オクノ修。アシッド・フォークロックの原点がここに!

オクノ修は京都のシンガー/ソングライターです。また、老舗自家焙煎珈琲店「六曜社地下店」(京都で一番美味しいという評判がしきり)の店主でもあります。日々、美味しい珈琲を淹れながら、気が向いたときにギターを手にとり唄をうたう、オクノ修のライフスタイルは「ふちがみとふなと」をはじめ、京都在住のミュージシャンたちに多大な支持を得ています。曽我部恵一もオクノをリスペクトする一人。

2000年、久保田麻琴のコーディネートで72年に自主制作したアシッドフォークの傑作『ファースト』がリイシューされて以来、その先駆的な高い音楽性によってオクノの名前は全国区となりました。また、折からの「喫茶ロック」の静かなブームの中でも、そのムーブメントのシンボル的存在として多くのミュージシャンやライターたちに認知され、彼らによってよってオクノの音楽は俄に熱く語られるようになったのでした。しかし、オクノのキャリアは古く、振り返れば、60年代後半に高田渡と知り合い生涯の師弟関係を結び、70年に村八分、裸のラリーズ等と親交を深め、80年代に、アーントサリーや東京ロッカーズの面々と交流す等々、この国における音楽のオリジネーターたちと大きく関わっていることに気付きます。これまでにオクノの歩んだ足跡は、その先駆的音楽性と共にようやく人々に理解されはじめ、今まさに時代とリンクしようとしているのです。

本作はオクノの70年代から80年代にかけての貴重音源を集成したものです。ディスクからは当時、台頭してきたパンク/ニューウェーブ、パブロックの臭いが充満しています。熱っぽさと覚醒が同居する不可思議なサウンド。当時の「オルタナティブ・京都」を丸ごと捉えた、その音世界は、今聴いてもとても新鮮です。

オクノ修とその仲間たちにしか表現できなかった「アシッド・フォークロック」の名演集が本作です。

1. 風がねむる僕の
2. できたら僕は
3. さよならをした夜
4. クリスタル
5. くれてゆく
6. いってみたいのは
7. くるしみくるしみ
8. ハモニカにあわせて
9. たしかなものにかたくカギかけ
10. 北風
11. ねむれ胸をとじ
12. 靴みがきの空
13. うしろを向いて
14. 月の光が窓からさしこむ部屋で
15. 彼女は
16. 僕がたった3マイル

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