説明
１，ソンブレロ・サンバ Sombrero Samba (Unknown)
２，いそしぎ The Shadow of Your Smile (Johnny Mandel)
３，ブルース The Blues (Sessions),br>
４，朝日のようにさわやかに Softly As in a Morning Sunrise
(Sigmund Romberg)
メンバー
堀上高由（Horigami Takayuki Guitar）１，２，３，４,br>
佐藤春樹（Satoh Haruki Trombone）１，３,br>
早川岳晴（Hayakawa Takeharu Bass）１，３
石井八允（Ishii Yatsuyosi Bass）２，４,br>
明田川荘之（Aketagawa Syouji Piano）１
「アローンの伝説」
八王子アローン(Alone)。キャバレー街にオーナーが趣味で
やってたキャバレーの様なジャズ喫茶、というか若手ジャズメンの発表
の場。集団疎開が従業員に入り込みアジト化、梅津と原田がのんびり道
路でキャッチボールしていた。片山も飲んできたのか、来てから飲んだ
のか、いつも酔って吹きまくり、時々バットで客を追いかけるので恐れ
られた。死に物狂いで吹いていたのでヘッドホンをモニターにステージ
の真ん前でデンスケ廻して記念録音。
サックスで殴られないか心配で目を見ないようにしていた。圧倒的に
プレーヤーより客が少なかった、ギャラより飲み代が高かった、断言で
きる。
アローンに出ていた全ての偉大なジャズメンに感謝、あんな贅沢な空
間と時間は二度とない。その頃の片山を知らない全世界のファンに、モ
ンスターだった片山をちょっとだけお裾分け。(敬称略)
木野本 久 札幌『いぬとねこの病院』
70年代後半は空白の時代、フュージョンなんてのが全盛で我々の音楽
などは見向きもされず。それを良いことに勝手気ままなバンド屋稼業、
だが木野本クンが書いているほどデタラメでもなかった。バットで追い
かけたのは友人であり、冗談だったのだから、ハナシ半分で受け取って
欲しい。
しかし77&78年に録音した音源が保存されていたとは木野本ク
ンに感謝感激、迷惑千万、今さら若気の至りを暴露することに相成った
のだから・・・オレもそうだが明田川も変わらないなあ。
かたやまひろあき
帯のコピー
こんな演奏が残されていたなんて！？
1977年と78年、西荻窪・アケタの店と伝説の八王子・アローンで
の録音。
ジャズ・スタンダードと映画音楽に挑む、渋い選曲が心にしみる。
若さ溢れるダイナミックな演奏をご堪能ください！！
