説明
値上げはぜんぜん考えぬ まさかお会いできるとは思っていなかった。 新宿ゴールデン街での夜はとても素敵な時間でした。中学生の時、初めて歩いた清水坂。あの頃から有馬敲さんの詩の優しさに包まれていた気がします。(岡大介)
添田唖蝉坊から高田渡へ。 その反骨の精神と旋律を受け継ぐ岡大介はカンカラ三線で明治・大正演歌、昭和歌謡もうたう若いフォークシンガー。かってのサッカー少年は得意のフットワークを生かして、首都圏のライヴハウス、寄席、施設などを中心に、さまざまな場所で活躍している。NHK教育テレビの「知る楽」という番組でも取り上げられた。 いずれそのうちに、美男子の彼はあなたの前にもスリムな姿をあらわして、現代の世相を風刺するだけでなく、生きるよろこびや意味を歯切れのよい口調で聴かせてくれるにちがいない。(有馬敲)
かんから三線(さんしん)とギター片手に明治・大正演歌・昭和歌謡もうたえるフォーク・シンガー、岡大介(おか たいすけ)待望のセカンド・アルバム。詩人有馬敲(ありま たかし)の詩に岡が曲を付けてうたいます。もちろんラッパ二胡で朋友小林寛明も参加! 解説:中川五郎
岡大介(おか たいすけ):デビュー作『かんからそんぐ 添田唖蝉坊・知道をうたう』(AUR-10)で話題を呼び、全国紙、AMラジオ、FMラジオ、TV(NHKも!)、雑誌、週間誌などに数え切れないほど紹介されています。東京都内を中心にライヴハウス、居酒屋、料理店をはじめ、イヴェント出演や施設訪問など、お酒を飲める場所、飲めない場所にかかわらず活動中! 有馬敲(ありま たかし):1960年代後半、『関西フォーク』のムーヴメントに積極的に関わっていた詩人の一人が有馬敲でした。1970年からは拠点を京都に移し、自分たちをとりまく社会に目を向け、するどい諷刺をわかりやすい言葉で表現し続けました。高田渡や岩井宏さんをはじめとするフォーク・シンガーたちが彼の詩に曲をつけて歌いました。また彼の詩は英語やフランス語など三十数か国に訳され、海外で賞も受賞しています。
楽士:岡大介(カンカラ三線、ギター) 小林寛明(二胡、ラッパ二胡) 船戸博史(コントラバス) 関島岳郎(チューバ) 中尾勘二(サックス、クラリネット、ドラムス) 熊坂路得子(アコーディオン) 石川祐輝(バンジョー) 竹田裕美子(ピアノ)
1. 値上げ
2. 転身=180度回転
3. 飲み会心得
4. 男唄
5. 夢の夢
6. 歌
7. 尻取り唱文
8. 清水坂
9. ひざこぞうのうた
10. だれがこしらえたの
11. ゆあそび
12. 贋金つくり
13. 幸福
14. 会議〈政治家に与える〉
15. 年輪・歯車
16. 禁煙節