説明
薄花葉っぱの豊潤な音楽の前に 僕は立ち尽くしています。
もう何も言う事はない
楽器は演奏され 唄はうたわれたのだから
この街の小高い丘の上で。
─オクノ 修
■収録曲
1. コトホギ
2. 5月の渚
3. 換気扇
4. 黒鍵だらら
5. 枇杷の実のなる頃
6. 願い
7. きもののもようの花
8. ラクナホエ
9. 花束
10. 桜待ちの歌
薄花葉っぱprofile
主に在住の地京都、お隣の大阪を中心に、名古屋・東京でも演奏。京都では、老舗ライブハウス「拾得(じっとく)」「磔磔(たくたく)」を始め、アーティスティックな幅広いジャンルの表現活動の場「UrBANGUILD(アバンギルド)」、cafeZANPANO、cafe martha、ムジカジャポニカ、♭フラミンゴなどのゆったりしたお店などでも活動名古屋では「得三」「KDハポン」、東京では「アケタの店」「なってるハウス」などでも演奏その他過去には京都大学西部講堂や建仁寺、京都文化博物館別館ホールなどで開催された音楽イベントにも出演。
京都大学西部講堂にて開催されたP-hour企画、『浜田真理子&大友良英NEW JAZZ SMALL ENSEMBLE SPECIAL』では浜田真理子・大友良英・青木タイセイ・高良久美子・水谷浩章・芳垣安洋、山本精一+羅針盤(大友良英ヴァージョン)、トウヤマタケオ楽団と錚々たるメンバーと共演。京都文化博物館での『BS MUSE』(P-hour企画)と銘打たれたイベントでは、酒井俊・太田恵資・田中信正・岡部洋一と共演。
その他過去の共演者に、長谷川健一、マーガレットズロース、鈴木亜紀、大工哲弘、石川浩司、Ett、オクノ修、松倉如子with渡辺勝(exはちみつぱい)、石橋英子×アチコ、向島ゆり子、関島岳郎(栗コーダーカルテット)、中尾勘二、坂本弘道、ふちがみとふなと、フレイレフジャンボリー、マイア・バルー、双葉双一、アナム&マキ、タテタカコ等、世代・ジャンルを問わず様々な人たちの音楽に出会うべく活動展開中。
◆下村よう子 うた
大阪府出身
イタリア系プログレごちゃまぜバンドの「地中池」、子供の詩に曲をつける「かりきりん」、ロックバンドの「オールライツ」のメンバーで、即興ユニットなどにも参加している。
他に渡辺勝とのデュオ、トリスタン・ホンジンガーと向島ゆり子とのセッションライブ、原田依幸KAIBUTSUオーケストラの韓国公演にも参加。
大阪市のイベントでは京阪の駅構内でダンサー森美香代と2人で舞台をつとめた。
オクノ修、スズメンバのCDにも参加。
民謡がかった声で、童謡から歌謡曲、ロック、ファンク、インプロまで、興味のあるものはなんでも歌っている。
◆ウエッコ ギター担当
岡山県出身
中学からアコースティックギターを始め、オリジナルの曲を作り始める。
京都の大学在学中にインスト音楽に興味を持ち始め、お茶の間ヨーロピアントリオ「ザッハトルテ」結成。
そして「ブリキサーカス」、「薄花葉っぱ」に加入し、現在もそれぞれのバンドでギターやウクレレやMCや手品を担当している。
薄花葉っぱでは作詞作曲も数曲手がけている。
近眼
◆宮田あずみ コントラバス
大分県出身
幼少よりピアノに親しみ、途中コントラバスをかじる
学生時代、映画サークルでピアニカによる作曲を手がけ、それに続き民族音楽サークル出前ちんどんに所属、活動再開。
現在はバルカン系変拍子プログレバンド「地中池」、戦後創刊されていた児童詩集雑誌「きりん」に音を付ける「かりきりん」、劇団『子供鉅人』専属楽隊「子供鉅人オルケストラ」などでも活動、穏和な即興グループ「Pao」ではピアノ他担当
最近では一人での即興活動も試み、共演者に、チューバ奏者高岡大祐、ダンサー松原東洋・益山寛司、等口下手どもりながら様々な人たちの音と会話すべく、奮闘中。
◆坂巻紗代 ピアノ、ピアニカ、玩具楽器、コーラス担当。
千葉県出身
時折ウクレレやアコーディオンを弾くことも。
幼少よりピアノを習う。
大学生時代に入った音楽サークルをきっかけに、薄花葉っぱやちんどんや、ハワイアンなどの音楽活動を気の向くままに始め、現在に至る。
薄花葉っぱの他、ベースやギターを交えて、自作の歌や好きな歌をピアノで弾き語りするライブ等も時折行う。
コーラスとして他のアーティストのCDやライブに参加することも。また、ちんどんやとしても活動中。
うた好きな子が学校の帰り道なんか無心でうたってる手ぶらなうた声にハッとする事がある。
手中のものを手ばなしてみるという勇気が、薄花葉っぱの楽の音から聴こえてくる。
─扉野良人
このアルバムを聴いて「探しているものが見つかった!」
と思う人はたくさんいるでしょう。
それは遠い記憶のなかの風景かもしれないし、
未だ見たことのないユートピアに流れる音楽かもしれません。
時間と共に価値を増していく名盤だと思います。
─木下弦二/東京ローカル・ホンク
彼女達(一人は男)の音は彼女達(一人は男)
にしか出せない。
それを聴くために僕は度々京都へ行き、
彼女達(一人は男)と会い、酒を酌み交わす。
彼女達(いっそ性転換したら?Uくん)と迎えたい、今日の町の朝ぼらけ。
─渓/Ett
ずっと待ってた新作アルバムです。
そして、ずっと待ってた甲斐があり、
ずっと持っていたい音楽に出会えました。
ありがとう。
─溝口こうじ/キッチン
生きているあいだにこんな音楽が
そばにあることが、とても幸せです。
薄花葉っぱのみなさん、
長生きして下さい
─ 霜島由佳里/キッチン
凄い熟成されたアルバムで酔いです いいなあ
─本田未明/SUZUMENBA
初心忘るべからず
(もちろんぼくにとっても)
これからもよろしくね!
─和田康彦/まほろば店主
二日酔いの朝、
のり茶漬けと薄花葉っぱ。
何の予定もない1日に、
いかがですか?
─河島“ni-young”基博